超私的日記

おっさん、おにぎりに目覚める。

最近、僕にはどうしても知りたいことがあります。

それは「おにぎりはなぜ美味いのか」というものです。

この理由が知りたくて知りたくて仕方ないのです。

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ちょっと前の話になるのですが、人の仕事を手伝うことになりました。

その職場には近隣に飲食店やコンビニがないので、昼食は事前に準備しておくように言われたのです。また昼食時間も仕事の進捗によって、まとまって取れなかったり時間も正午とは限らないのでその点を留意して欲しいとの要望もありました。

こういう時には菓子パンかおにぎりが最適なので、コンビニで事前に買っておこうと思ったのですが、なんとなく「自分でおにぎり作ってみるか」という気になったのです。

で、とりあえず米を炊き、普段出汁を取るために使っている鰹節に醤油をまぶして握ってみました。なんとなく、美味しそうに見えます。

その他にも適当に塩をふって、中に明太子を詰めたり、たまたまそこにあったふりかけをかけておにぎりを作ってみたのです。

ちょっと作り過ぎた気もしたので、試食してみました。

「え、なんだこれ、メチャクチャ美味いな・・・」

コンビニのおにぎりも十分に美味しいと思いますが、自作のおにぎりはそれよりもさらに美味しく感じたのです。

結局、その日自分で握ったおにぎりは全て食べ尽くしてしまい、コンビニでおにぎりを買って仕事に行く羽目になりました。

もしかしたらオレはおにぎりを握る才能を持っているのかも!と一瞬だけ調子に乗ってみましたが、そんなわけはありません。握り方に気をつけたわけでもないですし、おかかや明太子、ふりかけ、塩だけでもおにぎりは美味いのです。

同量のご飯を茶碗で食べたらすぐに飽きてしまいそうな具と言えます。でもおにぎりなら「もっと食べたい」になるのです。それもちょっと不思議です。

おにぎりの美味しさの理由やついつい食べたくなる秘密がどうしても分からないのでネットで調べてみました。

①おにぎりには、握る人の常在菌が関与しているから

②塩と米の相性がいいから

③時間が経つと味が馴染むから

④米粒の適度の隙間が丁度良いから

⑤愛情を込めてご飯をむすぶから

などなどが出てきました。

なるほど、と思いつつ個人的には納得できる答えが一つもないような気がします。

まず僕が作ったおにぎりは、お皿の上に白米を敷いてふりかけや塩、おかかをまぶし、それをラップの上にのせてから握ります。素手で米は触っていません。常在菌云々は全く関係ありません。

またそんなに力を込めて握ってはいませんが、空気を入れるような握り方は全くしておりません。ソコソコしっかり握ってはいるのです。

時間が経っても自作のおにぎりは確かに美味しいのですが、炊き立てご飯で握ってもやっぱり美味いのです。

愛情を込めたら美味い、というのも感覚的に理解できるのですが自作のおにぎりで食べるのも自分となると愛情がこもっているのか、ただただビミョーです。

となると上記5つの中では②の米と塩の相性がいいから、がもっともらしい答えになります。ですが、先述の通り、そもそもお茶碗に入ったご飯に塩をふっただけでおかわりをしたくなるほど食べ続けられるかは甚だ疑問です。おにぎりなら塩むすびだけでも、2個3個と食べたくなります。

ということでこのおにぎりの美味さの理由については、ライフワークとして今後も無駄に深ぼってみたいと思います。自分が納得出来る答えを知りたいのです。

話は変わりますが、最近某コンビニおにぎりのCMに大谷翔平選手が起用されたことを知りました。真偽は分かりませんが撮影中に19個もおにぎりを平らげたそうです。メディアニュースに載るくらいですから恐らく本当な気もしますが、ご飯にしたら何合分のお米になるんでしょう・・・。食生活に厳しいとされる大谷選手が、昼食を抜いて撮影に臨み、仕事とは言えそこまで食べてしまうおにぎりの魅力を勝手に再確認した気分になりました。

厳密に言うと、大谷選手がCMで食べたのは、『おむすび』でした。

ついでなのでおにぎりとおむすびの違いについて調べてみましたが、東日本ではおにぎり、西日本ではおむすびという呼び名が一般的なのだそうです。

とここまで書いてガキの頃「おむすびころりん」という絵本を読んだことを思い出しました。

あれ、でもストーリーはどんなだったっけな・・・全く覚えておりません・・・。

ちょっと今夜はそんなことを検索しながら眠りにつきたいと思います。

なんのヒネリもないブログになってしまいましたが、皆様も良い1日を。

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