マジメに考察

犬を飼うしかないでしょ、という話。

ブログを開設する時、どうしたら良いのか、あまりにも分からな過ぎていろんな動画を見たり、調べたりしました。まぁ今もよく分からないままやってるのですが、ブログのPV数を伸ばすのに一番大切なことは、「誰かの役に立つ情報を必ず明記する」のだそうです。もちろん僕もいつかは誰かの役に立つ情報を書きたいのですが、「誰にも、何にも役にも立たないブログ」っていうのを目指すのもオモロいかな、とこっそり思っています。世の中にはカシコイ人がたくさんいるのでそうじゃない人は別の道を目指せばよいのです。                              そんな考えのワタクシですが、今日は、今日だけは、自己体験を基にしたキョーレツで有益な情報を提供したいと思います。主に殿方限定となりますが・・・

ただし、あくまでも個人の主観と正確ではない情報が含まれている可能性がありますので、都市伝説を聞くような感覚で?読んでいただければと思います、ハイ。

逗子や葉山、鎌倉のビーチを歩いていると犬と一緒に散歩してるシーンをよく見かけます。いろんな意味で余裕のある人たちが暮らしているエリアなので、犬同士もケンカしたり、人に対してワンワン吠えるような場面をあまり見たことがありません。特にこの時期には犬が波打ち際で楽しそうにはしゃいでたり、気持ち良さそうに海に向かって泳いでいます。

ある夏の日の夕方、僕は友人とビーチを散歩しておりました。日は沈みましたが、夕焼けも美しくまだまだ気温も高いのでビキニを着たおねーさま方やまだ帰りたくない人たち、地元の家族連れなどが砂浜に集結しています。                                そんな時(今でも鮮明に覚えていますが)見た目は70過ぎ、ヨレヨレのシャツを着た、失礼ながらヨボヨボの老人がボーダーコリーを連れて浜を歩いておりました。ボーダーコリーが人気なのか、子供たちやその家族が犬に近づこうとしています。ですが、老人は急いでいるのかそれには一瞥もくれず、スタスタ歩いておりました。                その時でした。

「うわーなにあの白黒の犬〜カワイイ〜!」

「うわーめっちゃ綺麗な毛だよ!

「ねー写真撮らせてもらおうよ!!」

などと言ってその老人、いや、もうジOイと呼びます、ジジOに近づく3人組のおねーさま達がおりました。そのおねーさま達は、一言で言うとモデルのような方々でした。とにかく3人全員が一般人とはまるで違ったオーラを身に纏っていたのです。                         ジOイはさっき、家族連れが近づいてもガン無視したクセに、満面の笑みを浮かべておねーさま達の前で足を止めました。おねーさま達はジジOと二言、三言話した後、犬と写真を撮ろうとポーズをしております。しかもなんとそのジOイ、その写真にも堂々と入り込み、おねーさま達と同じピースまでして・・・。僕も友人もただただ無言でその光景を見つめます。        少ししてからOジイは、「あのさ、僕はこの浜の裏に住んでるんだけどこれからBBQするの、みんな来ない?」と、あろうことかナンパまで始めたのです。 

僕も友人もきっと同じことを考えていたと思います。「このジジイ、調子に乗ってんな・・・この人たちが付いていくわけねーだろ、バカなのか??」で合っていたハズです。さて、ジOイよ、どんな風に断られるんだ・・・

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【いとおかしき】

その時、3人組のおねーさま達はお互いを見ながら小声で何かを話しています。で、一言。

「3人もいるのにいいんですか?オジさまがよろしければ是非!ワンちゃんとも遊んで良いいですか?」

ジOイはそれから踵を返し、おねーさま達と楽しげに笑いながらビーチを去って行きました・・・ふと振り返ってジジイを見たら、一人のおねーさまに犬のリードを持たせ、自分はそのおねーさまの腰に手を回しておりました・・・ジOイのくせに・・・なんか・・許せん・・・

僕と友人は、しばらく呆然としておりました。今目の前に繰り広げられていた光景があまりにもショッキングだったからです。友人がポツリと言いました。

「オレ、犬飼うわ・・・ちょっとあれは予想外だったな・・・負けたな・・・」

その日の僕と友人の飲み会は、ジOイへの嫉妬、そして賛辞で盛り上がりました。   「あのジジイはめちゃ頭キレるわ。ところでボーダーコリーって高いのかな?」      「なんか負けた気がしてムショーにムカついたけど、あんな良い手はないな」     「ナンパもせず向こうから寄ってくるとかどんだけカンペキな戦略なんだ」            「あの歳であんな露骨にスケベとかスゲーな、むしろ尊敬だわ」

その後、僕はあのジOイとは一度も会っておりませんがどこかで犬と幸せに暮らしていることを祈ります。                                  んで、非モテ系の殿方諸君、そしてこれからモテたい方々、

犬だ、犬を飼うのだ!!

蛇足ではあるけれど、今の大谷翔平とデコピンの関係を見ても、上記の正当性はほぼ明らかでしょう。まぁ誰も大谷翔平にはなれませんし、デコピンみたいなかわいくて賢い犬もそんなにいないとは思います。でも可愛い犬を飼ってたら・・・やっぱりいろんな意味でチャンスが生まれるでしょ!犬好きで嫌われる人、イメージダウンする人なんています?やっぱしチャンスしかない!!

とここまでポップに書きましたが、少しだけ真面目に。                動物を飼うということは新しい家族を招き入れる、命あるもの同士の、共同生活を始めるということだと思います。書くようなことではないと思いますが、そこだけは忘れずに素敵なペットライフをお過ごしいただきたいです。

あ、もう一つ蛇足ながら貴重な情報を。これは数年前に海の家で働くイケメンマッチョ君が教えてくれたのだが、もしビーチでナンパをしたければ日中ではなく日没にした方が成功確率が上がる、とのこと。理由は湘南のビーチには東京や埼玉から来る人が多いから、電車で来てたら夕方には帰らないといけない。でも日没以降にまだ浜に残ってる人は、そういうのを気にしていないことになるので、結論ナンパ待ちの子が意外と多いんですよ、と。

なるほど・・・・そんなロジックがあったのか・・・

活用できるかできないかは、あなた次第です、な情報でした!

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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