徒然日記

ビタミンSea、充填完了➖空と海と富士山と。

なんだか立て続けに良くないことが起きてしまった。

モノは壊れるし、一人ですぐに解決できないことは起きるし、困ったことも起きた。こんなことがほぼ同時期にやってきたので、さすがにいつものノーテンキな気分ではいられなくなってしまった。生きていればそんな時が必ずあるし、これまで何度もそういうことを経験してきた。   

良くない流れの時に唯一にして最大の問題は、『自信を失ってしまうこと」だろう。自分を信じる気持ちよりも疑う気持ちの方が強くなった時、物事は悪化の傾向を辿っていく。自分のような一般人だけでなく、著名人のような人でも、この問題と無関係だった人はいないと思われる。

プロスポーツ選手のスランプはこの典型ではないか。始まりは些細な技術のズレだけであったのに、結果が出ない事で技術をイジリ続け、トップフォームを崩し、最終的には自信を喪失していく。

ただ結果が出なくても、もし自信を失わず、日々のやるべき事に集中できたら、どうだろう?

恐らくスランプはそこまで長くはないのだろうし、立ち直るきっかけは自分の中に既にたくさんある事に気付けるはずだ。

ともかく、僕は海を見に行った。

自信を失いかけた時、腹立たしいことが起きた時、選択に困った時など、僕はいつも海に助けてもらっているからだ。                             毎日は見れないけれど、これからの季節は天候が良ければ、富士山を眺める日が多くなっていく。幸運な事にこの日も富士山を見ることができた。近くでちょっと大きめのコーヒーを買って、適当な場所に座る。

それから、もう何も考えない。ゆっくりとした呼吸を繰り返す。

風を感じてみる。

波の音を聴く。

海を眺める。

空を眺める。

富士山を眺める。

たまにコーヒーを啜ってみる。

時折、散歩する人や犬を見たりする。ちょっと音楽が聴きたくなってきたから、イヤホンを装着する。

とても心地よい。サイコーだ。

ちょっと先では、堤防から少年たちが飛び込みを楽しんでいた。(画像粗めですみません)

最初は足からだったけど、次第に頭からとなり、堤防の先端の一番高いところに立ち、ダイブを繰り返していた。この日は、風が強く、うねりもかなり入っていた。変な場所に着水して波が来たら体を堤防に叩きつけられるかもしれない。恐らく少年たちはそんなことは百も承知で、安全をしっかり確保する方法を知っているのだろう。危険なシーンを一度も見ることなく、少年達は日が暮れた後もずっと海に飛び込み続けていた。楽しそうだな、オジサンも君たちと合流したいよ。                                            なんだかとても穏やかな時間を過ごすことができた。

結局僕は、日が暮れてからもずっと海にいた。とても気持ちが良かったので、帰るタイミングを失ってしまったのだ。海にダイブをする少年達が帰るタイミングに合わせて帰ることにした。18時を回ってようやく彼らの楽しい時間は終わることとなった。

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気がつけばぼくは、海に来る前の気だるさみたいな感情が一掃されていた。                                生きていれば、うまくいかないことはある。でもそうなったって、また明日、トライしてみたらいいじゃない。別に大したことじゃないさ、うまくいかないことなんて。命までは取られないもの。人に迷惑をかけたわけじゃないし、間違ったこともしていない。このまま、進めばいいよ。

そんな感情が自分の中に生まれ、多幸感に包まれながら、僕は帰ることにした。

また海に助けてもらった。海だけじゃない、空にも、富士山にも。あとは夕日にも、なのかな。家に着き、体が海風でベトベトになっていた。シャワーを浴びようと服を脱いだのだが、その時尻に激痛が。よく見たらパンツに釣り針が引っかかってる・・・。これがぼくの尻を刺していたのか「クッソ痛い・・・」

 なんか頭にきたので、引き抜いて、力を込めたら針はポキッと情けない音を立てて折れた。マヌケの神様が僕にはついているのかな。ちょっとおかしな気がして笑ってしまった。

ただね、釣り場のゴミは持ち帰れよ、ヴァカチンが・・・。まぁでも小さな子どもなどに刺さららなくて良かった。

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というわけで、ビタミンSeaを大量に摂取でき、これにて充填完了。自信とか、そんなことすら考えずに、目の前のことだけに集中してみよう、というポジティヴ状態を取り戻せた。海のある生活について、多々触れてきたけど、太陽や空も本当に大きな力を与えてくれてるんだな、と思う。あんまり良い写真はないけれど、ぼくの見てる景色を今後もちょっとおすそ分けします。

皆様の今日が素晴らしいものとなりますように。ありがとうございました。

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