コメを買いたい・・・地元のスーパー、どこも売っていない・・・
数日前、そろそろコメを買おうと思っていた。この時はまだスーパーのコメ売り場には、大量の在庫があった。まぁ明日か、明後日に買うか、とノンビリ構えていたら、すぐに完売状態になってしまった・・・。しもた・・・。まさか、こんなことになるとは・・・
後の祭り、である。
買えないとより欲しくなってしまうのが人間のサガってヤツで、なんだかやたらとコメが食べたくなってしまう。幸いなことに、レストランや大手のファーストフード店でもご飯ものは提供されている。すごくありがたいし、いつもより美味しく感じる。
でも早く自宅で炊きたてのコメをガッツリ食べたい・・・。炊きたてのコメの味、そしてあの香りほど素晴らしいものはない。問題が解消されるのが待ち遠しい。
正直に書くとネットでコメ、どっか売ってんだろ、と思い検索した。一応コメを売ってはいた。だけどなんだがベラボーに高い・・・。
あぁ、これが転売ヤーってやつなのか・・・。
その時に、どこかのコメ農家の方が、「おい転売ヤーお前らフザけんな!」と怒りコメントを発する動画を見てしまった。 数分前には、背に腹は変えられないからポチろうと思ったけれど、その動画を見た後、そうする気が失せてしまった。やっぱし、こんな奴らに加担してはイカンのだな。困ってるのは、自分だけじゃないから、ここはガマンするか、と気持ちを切り替えた。
だけどその日の夜に幸運が訪れた。
僕は食に関して、自分でもこれはちょっと変わっていると自認する点があるのだが、それは1点のおかずでとにかくコメを飽きるまで食べる、というものだ。 良い明太子があればそれだけをオカズに、コメを三合くらい食べてしまう。 あとはイクラをたっぷりかけてコメをワシワシ食べるのも好きだ。 それを2日間くらい続けてみる。ちょっとヘンタイっぽいがそういうのが好きだ。 綺麗に書くと、短期間のうちにとにかくコメと一品のオカズを愛でるのだ。 間違った表現であることはわかっているが、これだけは僕はかなりストイックかもしれない。
PR
書きながらちょっと思い出したのだけど、学生の頃、ビンボーだったけどコメだけは大量に持っていた時期があった。大学の仲間がたまたま農家の倅で仲良くなると30キロのコメをくれる、なんてことが多々あった。持つべきものはやっぱり友なのだ。 空腹だけどカネがない。しかしコメだけはある。 このコメで空腹を満たすしかなのだが、なるべく飽きずに美味しく食べ続けたい。なら、どうやって?そんな工夫をするのも今思うととても楽しかった。
おかゆ(出汁ナシ)。
アジシオだけのおにぎり。
焼肉のタレごはん。
バター醤油ごはん。
醤油焼き飯(具ナシ)。
めんつゆの素茶漬け(具ナシ)。
おかかごはん。
鶏皮ごはん。
などなどなど。
PR
他にもまだいくつかあったな・・・。そうだ、飲食店でバイトしている友達が食材だけを持ってきてくれたパターンを忘れてた。野菜とか少量の肉、サンマやブリ・鯛の頭とか。 楽しかった記憶と過去の思い出の美化という補正が入ってるのかもしれないけれど、上記に挙げたものは全てウマかった。 話は逸れるけど、友達がそれらを持ってきてくれた時には、必ず酒盛りになったのだが、あの時みんなビンボーだったはずなのに何で酒があったのか・・・。謎だ・・・。
今でもバター醤油ごはんー熱々ごはんにバターを放り込んで醤油を垂らすだけ、やアジシオだけのおにぎりなどはかなりの頻度で食べてしまう。そしてとてもウマい。
なんかこんな食べ物のことを書いてるだけで、ちょっとシアーセな気分になってくる。
今回のコメ騒動、何が原因なのか、自分なりに調べてみた。報道されてるようなインバウンドの増加や天候不順は原因の一つではあるのかもしれないけど、政府の減反政策が真の理由のような気がする。またこんな時だからこそ十分に確保されているであろう備蓄米を流通させて欲しいのだが、出さない理由にもなんか闇を感じる・・・みたいなことを書こうと思ったけど聞きかじった素人のおっさんが書かなくても、カシコイ人がきっと解説してくれるだろうから割愛します。 まぁでもコメのありがたさとか農家の方々への感謝、くらいは各々で感じた方がいいのかもしれないなぁ・・・。
一日も早く、コメが市場に流通しますように。あ、コメとかエラそうに書いてちゃいけませんね。おコメ、ですね、ハイ。
やっぱパンよりおコメだな!
では皆様も良い一日を。
PR