徒然日記

蕎麦屋へ行こう!の巻

みなさん、知ってましたか?異論はあると思いますが、細くて長いものにマズいものが無いってことを。                                   ラーメン、うどん、蕎麦、パスタ、シラタキ、糸こんにゃく、葛きりに・・・刺身のツマさえもウマし!!全部細くて長いものですよね!!                   という読んでも何の得にもならないことから、始まりました。             今日は、主にあんまりモテない、若い男性諸君をターゲットに書きたいと思います。     ただ以下に書く事は、あくまでも個人的な意見です。ひとつの参考になれば、嬉しいです。

デキるヤツや女性にモテるヤツは、良い店を知っている、行きつけの店を持っている、というのがぼくの持論です。                               今夜はキメるぜ、って時に、やっぱりチェーンの居酒屋に行くよりも、ちょっとこだわりのあるお店に行く方が女性も喜ぶでしょう。                      もちろん変にカッコつけて、行き慣れないお店に行ってもボロが出ちゃうので、きちんと下調べをしてデートの前に一度くらいはその店に足を運ぶと良いでしょう。

ただチェーン店しか選択肢が無い場合は、何を注文するかに命をかけましょう。     モテる女性は、当然誘われることも多いわけですから、男性が何を注文するか、見てないようで実は見てると思います。やっぱりそれもセンスが出ますので。           会話の中でさりげなく彼女の好みを引き出してみたり、お腹の空き具合とか季節の食材なんかを意識するのも大切かと思います。                       「あ、それイイねー、わたしも食べたいって思ってた」なんて言わせられたら、「勝利」が少し近づいた証拠になると思います。

ぼくが一番、オススメしたいのはタイトル通り「蕎麦屋」です。まぁ見ず知らずのおっさんのオススメ読んでも・・・と思うかもしれまん。                   だけど、蕎麦屋をオススメする、ちゃんとした理由も書きたいなと思います。まぁおヒマで、お人柄が良い方のみ読み進めてください。

まず蕎麦屋で飲むのが良い点は、一軒で完結してしまう点です。そして良い蕎麦屋には必ずといって良いほど、ツマミ、酒が充実しています。                  ここは寿司屋ですかい、と言いたくなるほど魚介類が豊富だったりします。お酒もビールや日本酒だけでなく、ワインやウイスキーまで用意してくれてるお店も増えてきました。ツマミとお酒をたくさん楽しんだら、最後に蕎麦をいただきます。             シメのラーメン屋とかを探す必要がないのです。またこだわりの強い蕎麦屋には蕎麦粉を使ったデザートやケーキすらあります。

また若くして良い蕎麦屋を知っている、となるとちょっと食通みたいに思われます。それもオススメ理由のひとつです。

ぼくみたいなおっさんが、蕎麦屋で飲むのが一番好きだ、と同世代に言っても「シブいねー」という感想が返ってきます。ソースはないので何となくの感想ですが、蕎麦屋は昼飯を食べる場所、という風に考える人がまだまだ多い気がします。良い蕎麦屋で飲んでる20代の方も確かにいると思いますが、あんまり見かけることはありません。         それが先述したちょっと食通っぽく見られる、ということに繋がります。

あとは、蕎麦には食べ方からして「うんちく話」が充実していますので、女性となかなか話すネタが思いつかない人にはぴったりです。                     どうして江戸っ子は蕎麦をすするのか、や蕎麦粉の割合の話、蕎麦の種類、藪・更科・砂場の違い、蕎麦の季節などなど、うんちくには事欠きません。              うんちくヤローは大抵、嫌われますが、それは知識をひけらかすからで、面白おかしく話すことが出来たらむしろ楽しんでくれて好印象を抱いて貰えるのではないでしょうか。

その他、器を見て楽しめる、というのも蕎麦屋で過ごす醍醐味のひとつです。家庭でも和食器よりも洋食器の方が数が多いと思います。そうした焼き物について誰かと語るのも楽しい時間になることでしょう。                               まだまだ利点はあります。良い蕎麦屋はとても落ち着きます。畳の部屋があったり、素敵な家具があったりなど、どこか郷愁を感じるような作りの店が、たくさんあります。

もちろん、一見レストランにしか見えないような蕎麦屋もありますが、そういう店ほどヘタなレストランよりもインテリアにこだわりがあり、超絶オシャレだったりします。

最後になりますが、コスパがとても良い、というのも理由です。先にも書きましたが、一軒で全てまかなえてしまうので、はしごするよりも財布には優しいです。         とは言え、ツマミが充実している蕎麦屋は、チェーンの居酒屋に比べたら割安ではありません。どうしても蕎麦と言えば、立ち食い蕎麦のイメージがあるので、蕎麦屋に行き慣れない人は、え、そんなにするの?と思うかもしれません。あとはうどんと同列に考えてしまう人も多いと思います。でも小麦粉の値段と蕎麦粉の値段は、かなりの開きがあります。立ち食い蕎麦の蕎麦が安いのは、あれはある意味蕎麦ではないからです。蕎麦粉よりも小麦粉の量の方が多いのです。限りなくうどんに近い蕎麦なのです。                ともかく蕎麦粉の希少性とか、手打ちの手間暇、置いてあるツマミのクオリティを考えると、良い蕎麦屋とされてる店で「ボラれたー」と感じたことは個人的には一度もありません。                                        蕎麦屋は良心的なお店が多いのも個人的には魅力の一つです。

良い蕎麦屋にいくと、女性がどんな顔になるのか、写真を載せてみたいと思います。

PR



あ、オトナのジジョーで少し写真を削除、および加工したのですが、女性がとにかく良い顔になるのはご理解いただけると思います、ハイ。
ちなみにこれらは、並木藪蕎麦のツマミの写真です。ここは、正直ツマミの数自体は、あまり多くありません。ただかつての江戸っ子が楽しんだであろう、板わさ・焼き海苔が楽しめます。あとはわさび芋と天ぷらくらいしかツマミはありません。でも一品ごとの満足度はかなり強いと思います。 見た目だけでなく、どれも外れなくウマい。日本酒は大衆酒の菊正宗の樽酒ですが、香りが良くてサイコーです。ちなみにもしここに来れたら、ざるそばを頼んで、そばに日本酒をたらして食べてみてください。またもう一つちなみにですが、ここのざるそばのつゆの味も、個人的には、日本一・世界一だと思います。あ、ちょっとうんちくヤローになってしまいますが、そばは食べる、ではなく手繰る(たぐる)といいます。                       あ、またもやちなみに、の3連発ですが、サービス業に従事している方、ここのお店のサービス、サイコーです。年配の女性従業員の気配りがめちゃくちゃ勉強になります。目配りが特にスゴイです。ついでに写真をもう2枚ほど、貼ってみます。
こちらは、そばうどん平沼田中屋の写真です。                        ここの看板メニューの刻み鴨せいろ、もう優勝です。                    ここもツマミが充実しています。神奈川では超有名店になりました。予約しないと入れない店になってしまいましたが、当然ですね。この刻み鴨せいろ、多分麻薬が入ってるかもしれません(ジョークですよ)。中毒性がヤバいです。

PR

テーブルの上にたくさんツマミが乗ってる蕎麦屋での写真が手元にありませんでした・・・でもここ最近で一番感動したのがこの岩牡蠣です。あまりの美味さにコースだったのに掟破りのおかわりをしてしましました。このクオリティが蕎麦屋さんで食べられるとは・・・。本当に驚きでした。ここは渋谷区の雷庵(ライアン)です。めちゃくちゃおしゃれで店内も広くて清潔なので、ぜひ素敵な女性を誘ってみては?と思います。

以上となりますが、江戸っ子の粋でいなせな空気感、みたいなものが蕎麦屋にはまだ残っているんだと思います。老いも若きも、お蕎麦屋さんで働く方がカッコ良いのもそのせいでしょうか。 

というわけでちょっとでも参考になったと思っていただけたら幸甚です。書いてる自分が無性に蕎麦が食べたくなってしまいました!

お付き合いいただき、ありがとうございました。

PR